1つはアンダンテというところで、マンガとかも置いてるまさに日本人宿!って感じのとこらしい。
しかしここは自分にはちょっとというかけっこう高い。
ハイシーズンで1泊13ユーロ、実に1,700円弱である。
そしてもう1つのほうはヘレナ・ゲストハウスで、こっちはHPを見ると8ユーロと安い。
自分がずっと泊まっていたHELLO BUDAPEST HOSTELが1,000円前後なのとほぼ同じである。
せっかくなので泊まってみたのだが、行ってみるといろいろ特徴的であった。
- 別に日本人宿では全然ない
- ヘレナばあちゃんちにホームステイしてる感じ
- ガラガラで独占状態
- 最低3泊だがそのかわりブダペストで最安になる
という感じなのだが居心地は悪くなく立地もいい。
地味にいい感じなので紹介してみたい。
■ホステルを追い出され、ブダペストの日本人宿へ
ブダペストは団体の客も多く、たまにホステルが占拠されるときがある。泊まっていたHELLO BUDAPESTも団体客が来るせいで他の客が一斉に出るしかない日が来てしまった。
じゃ日本人宿とかあるかなあ?と探してみて出てきたのがヘレナ・ゲストハウスである。
行ってみるとわかるが、ここは準日本人宿ということになっているのだが別に日本人の姿はなく、そもそも宿泊客がいなかった(笑)
日本語のHPがあるので、日本人がときどき来るのであろう。
■ヘレナ・ゲストハウスの場所と値段
当日だったので電話で予約を試みた。
しかし電話はたまたまヘレナさんが出ない限り英語が通じず切られてしまう( ̄∇ ̄
メールも当日では間に合わないので、仕方なく直で行ってインターホンで話した。
行ってみるとハイシーズン価格ではあったが、HPより安い値段で泊まることができた。
ヘレナ・ゲストハウスの場所
ヘレナ・ゲストハウスの場所はちょっとわかりにくく、Marco Polo Hostelから通りを挟んだちょうど向かいくらい。Google MapだとMarco Poloのもう少し北にある感じだが、実際は正面と言っていいくらい真ん前である。
で、その辺りのアパートの入口をよく見るとこのゴールドの表札がある。
表示にある通り30を押し、ヘレナさんが出てくれれば英語で話せる。
他の家族でもヘレナさんと代わってくれるので大丈夫です。
フォリント払いがお得
で、ヘレナさんと話すと4月~8月のハイシーズンで最低3泊から、1泊7ユーロだった。もっと短期の人はもう少し高くなるか、断られるのかもしれない。
7ユーロは900円ちょっとというところで、他の安値圏のホステルより100円くらいは安い。
しかしこれがフォリント建てだと2,100HUFになったので、それだと約6.6ユーロ、860円くらい。
ブダペストでは最安圏の値段となる。
■ヘレナ・ゲストハウスの設備
ヘレナ・ゲストハウスは普通に家族が住んでるアパートである。奥の部屋をドミトリーにしてあって、出入りは家族のいるリビングを抜けていくことになる。
設備は清潔、独占状態
奥のドミトリー部屋は6人部屋で、全部1段ベッドである。ベッドは清潔でComfy。他に客がいないのでこの6人部屋に1人であった。
贅沢なのか寂しいのか( ̄∇ ̄
バスルームもこの通りきれい!
バスタブもあるが、お湯を貯めるのはさすがにやめたほうがいいだろう(^_^;)コスト的にね(^_^;)
ロッカーが無く、日本人宿でもない(^_^;)
唯一気になったのはロッカーが無いところ。ただまあ家族が常にそこにいるので、盗難の危険はそんなにはなさそう。
ヘレナさんいわく「あたしゃ35年やってきて一度もトラブルはないよ(意訳)」であるそうだ。
実際何も盗られることはなかったが、一応カバンに南京錠はかけておいた。
また日本語のHPがあったり、パンフを用意してたりするので日本人が多くなるのかなあ?というくらいで日本人が泊まってたりマンガが置いてあるわけではなかった。
というか客オレ一人( ̄∇ ̄
■ヘレナ・ゲストハウスの居心地
家族が普通に暮らしているところなので、ネットでいろいろ言われていることもある(まあググってみてください)のだが、自分的にはなんの問題もなかった。
いろいろとユルいのが性に合ってたなあ。
家族が普通に住んでいるので、人によっては確かにちょっと気を使ってしまうかもしれない。
気楽なホームステイ
家族がいるとは言え、みんなゲストがいるのに慣れているので、基本ほったらかしで自分は気楽であった。何かあればヘレナさんが英語を話せるので聞いてみるといい。
1つ助かるのはランドリーが無料なこと。
ヘレナさんに言えば洗濯機を使わせてくれる。ただし洗剤は自前である。
そして3泊以上は1回ランチをシェアしてくれるともらったパンフには書いてたのだが、実際にはもらえなかった。もう3泊したらくれるのかも?
もちろんキッチンを使うことはできるので、ヘレナさんが料理してないときなら自炊が可能だ。
なんというかゲストハウスというより半分ホームステイみたいな感じでんな。
門限やチェックアウトもユルい
また何がいいってチェックアウト時間が自由なのが助かった。自分は夜行バスで次のクラクフに向かう予定だったのだが、それに合わせて夜の8時くらいまで部屋にいさせてくれた。
まあ次のチェックインがあったらダメだろうから状況次第だが、正直ベッドが埋まる感じはまったくない( ̄∇ ̄
自分はなんとなく深夜12時前には帰っていたが門限も特に無い。
何かとゆるゆるで融通が効くのが自分は好きでした^^
■周辺はブダペストの賑やかな通り
ヘレナ・ゲストハウスの周辺はワカモノ集う賑やかな通り。なので夜もまったく治安は悪くない。
ケバブなどぱくつきながら歩くのもよいですよ :)
また主要な観光地も徒歩やバスですぐだ。
そんなわけでヘレナ・ゲストハウスは
- ブダペスト最安圏なのに
- 設備は清潔
- ランドリー無料
- レイトチェックアウトなどの融通
- 周辺も便利
という、かなりアリな宿なのであった。
少なくとも同じ最安圏のホステルが、(予約サイトのレビューを見る限り)南京虫が出たりモノが盗まれたりとろくなところが無いことを考えると、かなり良い選択肢である。
ブダペストに3泊以上するのなら、検討する価値はあると思われるのである!\(^o^)/
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