しかも東南アジアと違いキッチンが付いていることが多く、自炊できるのもポイントが高い。
外食は100円で食べられる東南アジアと違い、最安でもワンコインくらいなので自炊できるのはとても助かる。
しかしキエフのホステルは普通ホステルにこれはあるだろう!というのが無かったりと不便なところがある。
今回はそんなキエフのホステルの特徴と、それを踏まえたおすすめのホステルを紹介したい。
■ときどき不便なキエフのホステル
キエフのホステルは普通のアパートの部屋を改装したようなところや個人経営が多い印象。そのせいか設備が微妙だったり、やけに狭かったりといろいろ問題が多い。
多くのホステルが抱える問題
まず多くのホステルで共通する問題を挙げてみる。思いつくままに列挙すると、
- ほぼ間違いなく現金決済。それ故にagodaのプロモなどは軒並み対象外で使えない
- ロッカーがない
- 深夜以降閉まることがある
- 普通のマンションなので人数に比してキッチンが狭くてギリ
- 同じ理由でトイレやバスルームが1つしか無い
- アルコールが禁止
といったもの。
特にロッカーが無いところは困りものだった。
旅先で酒飲めんのもつまらんねえ。
まあ1つのホステルで上の問題全部を抱えてるところはないが、逆に全部クリアしてるところも(知る限り)ない。
一部ホステルの問題
また上に書いた以外にも、少数ではあるがさらに不便なところもある。キエフのホステルはたまにチェックアウト前後に荷物を預かってくれないところがあるのだ。
アパート改装型のホステルの一部は、狭くてスペースが無いのである。
そうなるともう1泊分払ってベッドやロッカーに置かせてもらうしかない。
また未確認だがヴォグザーリナ駅(キエフ駅)でも荷物預かりはあるらしい。
これも宿としてどうなんだというか、キエフ以外ではそういう宿にあたったことがない。
キエフのホステルのいいところ
一方でキエフのホステルは、どこもタオルは無料で貸与してくれる。これは地味にありがたい。
また自分は100均のを持参してるが、使い捨てスリッパがだいたい15グリブナで販売している。
でもそう書いてるけどタダでくれる場合もあった。
ボロいホステルだけどスタッフは親切だってところもあったなあ。
英語も通じないんだけど、言葉が通じなくても一所懸命何かしてくれようとするんだよね。
■キエフのおすすめホステルはここ!
そんなキエフのホステルだが、問題が少なめでいい感じのところはある。
完全に上記の問題をクリアするのは難しいのだが、かなりカバーしている。
ここではそんなオススメ宿を4つ、紹介したい。
ヴォグザーリナ駅近のおすすめホステル
前の記事でも紹介したが、空港バスの終点・ヴォグザーリナ駅近くのオススメ宿はVショコラディというホステルである。駅から5分くらいの立地で、半地下の宿だ。
・設備充実
ここがいいのはまずロッカーがちゃんとあること!キッチンも清潔で広々。ただコンロは無く炊飯と蒸し器だけがある。キエフのホステルは油が飛ぶのを嫌がって油もの禁止の宿があるのだが、ここもそうであった。
バスルームとトイレは別で2つずつあり、シャワーも当たり前にホットである。
さらにスタッフは普通に英語話せ、24時間受付対応。WiFiも早い!
・日によってワンコインくらい!
これだけ完璧な宿が、自分が見た限りでは130~200グリブナ。安いときはワンコインちょっとの計算である!しかもコーヒーお茶は無料^^
英語も通じて安心できるからか日本人の姿もぽつぽつ見かける、よい宿であった。
観光地からは少し遠いがその分静かだし、近くの通りのバス停からどこにでも4グリブナでアクセスできる。
ここなー自炊が自由だったらもうホンマに完璧!なんやけど。
ミートソース作らせて~~(^_^;)
キエフ観光エリア、居心地のいいホステル
単純に居心地という意味では、聖ソフィア大聖堂やマイダン(独立広場)といった観光エリアにあるサルヴ・ホステルがオススメだ。・場所はちょっとわかりにくい
ここは典型的な家族経営のアパート改装ホステルで、入り口が何の表示もなく分かりにくい。このアパートのゲートを何とか見つけてください(^_^;)
で、中にはいると建物の扉のところにこんなこじんまりとした表示が!6階と書いてある。
ここはエレベーターがあるので6階も苦ではない。
行くとアパートのユニットの前に表示とベルがあるので、それを押すと開けてくれる。
ちなみにただのアパートであるので、同じユニットの普通に人が住んでいる別の部屋のベルもあり、そっちは絶対に押してはならない(^_^;)
まあ間違えようがないと思うんで大丈夫とは思います。
・明るく風通しの良い室内
部屋は明るく広く、風通しもいいのか夏のキエフでも暑くない。共用エリア兼キッチンからは6階からのいい眺めが楽しめます^^
家族経営の強み(?)なのか深夜でも家族の誰かが(いやいやだがw)開けてくれる。
でも迷惑なので早めに帰るように(^_^;)
・設備は一長一短
ここはシャワーもホットで、しかもシャワーとトイレが別なのが日本人的に(・∀・)イイ!!WiFiも快適でした。
逆に問題はロッカーが無いこと。
というか部屋にあるのはあるのだが人数分はなく、長期の人が押さえているのか使えなかった。
またキッチンもFry禁止なので、即席麺とかしか作れない。
無料のコーヒーなども無かった。
・最安で400円ちょっと
ここは値段の上下が激しい。よって安いときはとても安く、なんと101グリブナ≒400円ちょっとにまで下がる!
居室の居心地はとてもいいし、主要な観光地に徒歩で行ける。
見つけにくいけど、分かってしまえば便利な立地です。
ロッカーと自炊の問題がクリアされたらホンマ問題ないねんけどなあ~。
長期滞在に向いた宿も
もう一つ観光エリアに、居心地という意味ではもう一つなのだが長期滞在に向いた宿がある。これまたアパートを改装したホステルで、A&S Hostel Mikhailovskyという。
値段的には120~140グリブナで、まあキエフのホステルの標準的価格。
あとロッカーを使う場合はデポジットを100グリブナ預けます。
・これまた場所がわかりにくい
A&Sの名前がついたホステルはいくつかあり、これはそのうちのMikhailovski通りにある1つである。ここの入り口はサルブ・ホステルに輪をかけてわかりにくく、この薄緑の建物がそうである。
例によって表示は何もない( ̄∇ ̄
で、この扉のところのベルがあるのでそれを押す。
ピッピッピッ。。と音が鳴り出すので、その音が鳴ってる間は扉が開いている。
扉はけっこう重くて閉まってる?と思ってしまうがぐいっと力を入れれば開きます。
そして中に入るのに成功しても何の表示もないので、宿からのメールで4階の11番と書いてなかったらたどり着けないだろう(^_^;)
そしてエレベーターもないので、荷物があると4階はちょいしんどいね。
・ロッカーと自炊可がウリ
ここは同じアパート改装型でもサルヴ・ホステルに比べて全てが手狭。居室の部室臭!(^_^;)
狭い上に風通しも悪くとても暑い。
まあ夜寝れないほどではないが。。せめて扇風機あればなあ。
ただロッカーがあるのはありがたい!安心して出かけられます^^
キッチンも狭いが、ここは油ものNGとかはないので何でも作れるのがよい^^
自炊できるからか長期っぽい、ほぼ住んでる?人が多い印象だった。
コンロはマッチやライターで点火しないといけないのがちょっとめんどい。無料のコーヒーなどもない。
そして水とかは冷蔵庫置いとくとすぐ勝手に使われます( ̄∇ ̄
ここもシャワーとトイレは別だが一つずつなので混む時間はけっこう待たねばならない。それはキエフのアパート型ホステルの宿命なのであった。
もう一つのA&Sホステル
A&Sグループは他にもA&S Frankoという良い宿がある。・少しだけお高めで設備充実
黄金の門や聖ウラジーミル大聖堂もすぐそこの便利な立地で、居心地もよく設備も充実。そのせいか他の3つよりは少しだけお高め。
ワンコインには収まらず、たいてい150グリブナ以上(600円台)という感じである。
設備的には
- 居室は広々で風通しも良い
- ロッカーがある
- フルに使えるキッチンもあり自炊可
という感じで文句なし。
・微妙なところもなくはない(^_^;)
ただこのホステルも完璧ではなく、- (キエフはどこもそうだが)アルコール禁止
- スタッフのおばあちゃんは英語一切通じない
- 夜中を過ぎると次の日の朝6時まで入れない
というのがマイナスポイントではある。
でも値段的に最安を狙わないなら、長期滞在にはとてもいいと思う。
夜遊びするならオールでね(^_^;)
■キエフのホステルの傾向と対策
そんなわけで一長一短がどうしてもあるキエフのホステルだが、結局どこに泊まるのがベストなのだろうか?
ここではキエフのホステル選びのポイントと泊まり歩きの戦略について考えたい。
長期滞在ならロッカーと自炊がポイント
まずキエフで気をつけるべきなのは、ロッカーが無いホステルがけっこうあることだ。短期でもイヤだが長期だとこれはきつい。
またキエフの外食はランチが安くなるのだが、それでも300円ちょっと~という感じ。
東南アジアのような100円飯は基本的にない。
100円で食べられるとなるとサンドイッチくらいかな?
なので長期なら自炊できれば食事コストは激減させられる。
そうなると上に書いた中ではA&Sのどちらかだろうか。
値段の上下が激しい
またキエフのホステルはけっこう値段が変わるのも覚えておいてよい。上に書いた中ではサルヴ・ホステルに顕著だが、たぶん毎日空き具合を確認して、空いてきたら安くなるのだと思う。
変わると言ってもたいてい100円も違いはないのだが、たまに300円くらい安くなる場合もある。
なので自分は相場がわかってからは最安値を狙って転々としていた( ̄∇ ̄
地理的に離れたホステルを渡り歩くとキエフのいろんなところを訪れられるのもいいと思う。
長期ならA&S Frankoをベースに
そんなこんなを考えると、自分的には長期なら、居心地がよく設備充実のA&S Frankoをおすすめしたい。実際A&S Frankoは住んでる感じの人もいて、朝になるとネクタイ締めてスーツで出てゆく(笑)
また少し高い分だけ客層がいい感じもして、ここで食材を盗まれることはなかった。
ワンコインに収まると助かるのにとも思うが、ここはトレードオフですね。
あともーーちょっとだけ、スタッフが英語通じてフレンドリーだとな~~。。
というわけで、基本的にはA&S Frankoに泊まりつつ、あとは値段の変化を見極めながら行ってみたいエリアの宿に移っていくとコスパ的に最強だと思う。
そしてどこに行くにせよ、とりあえず上記の4つの中で検討するのがオススメだ。
また観光エリアの遠い、ドニエプル川を挟んだKBP空港側は格安の宿も多い。
次もし行くことがあったらそっちも試してみたいな。
☆★ お・知・ら・せ(・∀・) ☆★
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旅において宿代というのは本当に毎日かかるもの。
予約サイトを使うかどうかでかなり旅のコストは変わってくるので、よかったら登録してみてね ;)
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