前回も書いたがFLIXBUSの半額という激安で、しかも聞いたことのないBUSFORというバス比較サイトで購入したのでいろいろ不安であった。
果たしてバスは本当に来るのか?安い分、わけわからん郊外のバスターミナルからってことはないのか?同じリヴィウっていう名前の全然違う街ってことはないだろうな?
等々の疑問がついに明らかになるのであった。
■バスターミナルでバス搭乗
で、不安とは裏腹に、普通に乗れました(笑)注意点としてはドライバーに英語が通じないのと、やはり印刷したチケットは必要だった、というところかな。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
というわけで送られてきたチケットを印刷し(前回も書いたが紙でないと、スマホで表示じゃダメ)、クラクフのバスターミナルに赴く僕様。クラクフのバスターミナルは駅前でとても便利なのが助かる。
宿エリアからぜんぜん徒歩でいけるのです。
しかし本当にあの安いバスがこんな便利なところに発着するのか?
実は安いバスは郊外のバスターミナルでしたーみたいなオチじゃないよな?
不安にかられつつ印刷してきたチケットをチケット売り場で見せてここだよね?と確認したら、もちろんそうよとのお答え。そして乗り場まで教えてくれた。
で、時間が近づいてくると。。
電光掲示板に出てキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
一番下のLWOWというのがそうです。
リヴィウはウクライナ語(キリル文字)で"Львів"、英語表記で"LVIV"なのだが、ポーランドではロシア語表記をアルファベットにした"LWOW"になるのだ。ああややこし。
これがそのバスだ!
というわけで掲示板に表示された乗り場に行ってみると、こちらにもちゃんと表示が出ています。30分前にやってきたバスがこれ!前面にちゃんとリヴィウの表示もある。
ちなみにドライバーは英語は通じなかった。たぶんウクライナ人かな?
そして車内はこんな感じ。
正直、大変シャビーな感じである(^_^;)
そしてなんかヤニ臭くもある(ーー
ヨーロッパで初めて乗ったんがきれいなFLIXBUSだったこともあり、半額の落差を実感する僕様( ̄▽ ̄
しかしとにもかくにも乗車はできた。
印刷したチケットを係員に渡し、定刻通りバスは発車した。
■チョー長いパスポートチェックを乗り越えろ
ウクライナはシェンゲン域外なので、国境でパスポートチェックがある。
深夜なのに車が長蛇の列で、けっこうな時間を国境で待つことになる。
パスポートチェックにかかる時間
そんなわけでポーランド/ウクライナの国境はたまたまかもしれないがかなりの混雑。おかげで深夜12時半ごろポーランド側国境に着いたのに、出国の手続きが終わったのは2時半くらい。
ウクライナ側はもう少し短かったが、移動時間の実に半分くらいがここで取られる(^_^;)
これ↓は国境を越えた後で休憩に立ち寄るガソリンスタンドなのだが、東の空が既に明けかけている。
また休憩は2回くらいあったが、そのうち1回がパスポートチェック待ちのとき。
路上に簡易トイレが設置してあり、そこで用を足すことができた。
ヨーロッパの公衆トイレに珍しく無料なのが自分的に助かります(・∀・)
特にトラブルなく終了
パスポートチェックは車内に係官が来てパスポートを回収し、その後スタンプを押して返してくれる。トランクを開けて荷物のチェックもしているが、別に立ち会う必要はないので客は車内でひたすら待つだけ。
自分以外は地元の人っぽく日本人は陸路国境も珍しそうだし、短期でウクライナに出戻ったのでなんか言われるかな?と思ったが何も言われずスタンプを押したパスポートが返ってきた。
1人だけ、ポーランド出国側でウクライナ人らしき女性が呼ばれて車外に出ていったが、それもすぐ帰ってきた。
■リヴィウ到着!
で、そんなこんなを乗り越え早朝6時にリヴィウの駅到着!!堂々とした駅の建物にボグザル(駅)、とキリル文字で書いてある。
ロシア圏の駅は駅名でなく「駅」とだけでっかく書いてあるのがなんというか潔ぎよいな( ̄▽ ̄
ちなみにバスはリヴィウではこの鉄道駅と、町から離れたバスターミナルで停まる。
駅から中心部はトラムで30分弱だが、バスターミナルからだと乗り合いタクシーで1時間かかる。
先に駅に着くので忘れずそこで降りましょう。
というわけで初めて使ったサイトで買った激安バス、特に問題なくごく普通に使えました。
これからはGOEURO、BUSFOR、FLIXBUSを併用しながら安い便を探したいと思います^^
0 件のコメント:
コメントを投稿