2015年12月12日土曜日

スポンサー無しでもOK?ソシアル・ビザでバリに長期滞在する



インドネシアに長期滞在しようとすると、必要になるのがソシアル・ビザだ。

インドネシア人にスポンサー(身元保証)になってもらい、友人などを訪ねるという目的のビザ。もちろん就労はできない。

取得する大使館によって滞在可能な期間が違うが、長くて2ヶ月、短くて1ヶ月。そして1ヶ月ごとに最高4回まで延長できる。よって5~6ヶ月、連続で滞在できることになる。

ここではエージェントに頼まず自分でやるために、聞きかじった情報をまとめておく。

※このビザ情報は経験者からの伝聞で書いているので、本当のところは必ず要確認です。

■どこの大使館で取るか?
日本やKLの大使館で取ると、最初の滞在可能期間が1ヶ月になる。しかし、シンガポールやマレーシアのペナン島で取ると2ヶ月分のビザが取れる。

なのでなるたけ長く居たい人はシンガポールやペナンで取るらしい。

■スポンサー・レター
ソシアル・ビザ申請には、インドネシア人にスポンサーになるよというレターを貰わねばならない。

これにはその人のサインが必要なので、事前に郵送してもらうか、いったん観光ビザで入国して書いてもらい、それを持ってシンガポールなどに再度出国することになる。

しかし、大使館によってはレターのスキャンをメールでもらってもOKというところもあるという。自分が聞いたのはイギリスのインドネシア大使館だが、シンガポールやペナンで可能かは不明。

■スポンサー無しのソシアル・ビザ取得
さらに、本来必要なはずのスポンサー・レターが無くてもソシアル・ビザ取得が可能であるという情報もある。

知り合いのイギリス人がペナンでやった方法だが、申請様式のサインの欄(?)だかに、あるコードを書いておく。するとサイン無しで、2ヶ月のソシアル・ビザが取れる。彼女は実際それで来たらしい。

延長の際にはスポンサーが必要なので、見つけてサインしてもらわなければならない(それができなければ出国するしかない)。

しかしこれは観光ビザで入ってレターもらってシンガポール行って、、というのをすっ飛ばせるので、5ヶ月でいいという人には時間も費用も大幅に節約になる。

日本人には知られていないが、外人にはけっこう知られた方法だという。たぶんイギリス人でも日本人でも関係なくできると思われる。

■費用
ソシアル・ビザ申請には、大使館のある国の通貨で手数料を払う。

ペナンであればマレーシア・リンギットになり、190リンギットらしい。

そして延長にはイミグレーション・オフィスで35万ルピアを支払う。

なので合計ではこれくらいかかる。

費目
費用(円)
初回(2ヶ月分)
6,270
延長1回 
3,150
延長4回分
12,600
計(6ヶ月分)
18,870

※1リンギット=33円、1万ルピア=90円で計算。

スキャンのメールや、スポンサー無しでのソシアル取得ができない場合は、一度入国した後、シンガポールやらに往復しなければならない。

そのフライト代も入れたら、だいたい35,000円も見ておけばいいだろう。

ちなみに延長にはイミグレに3回足を運ばねばならず、お金のある人はエージェントに頼むことが多い。倍近くのコストがかかるが、これだと延長1回につき、1回だけイミグレに行くだけで済む。ちなみに昔はエージェントに頼めば完全お任せだったんだけど。

■ソシアルは取り直せるか?
ソシアルの延長は4回までなので、それ以上いたければ一度出国してソシアル・ビザを取り直すことになる。

なのでずーっとバリにいる人は半年に1回、シンガポールに出て取り直している。エージェントに頼むと即日で出るので、家族で取る人などは日帰りで(!)シンガポールに行くという。

シンガポールは物価が異常に高いので、そうしないと家族分の宿泊と食費でえらいことになるのであった( ̄▽ ̄

しかし、最近は厳しくなってソシアルは1年に1回までという話もある。本当かどうかは不明。

この辺はそのときどきで結構変わるらしいので、都度確認するしかありません。
スポンサーリンク


スポンサーリンク


0 件のコメント:

コメントを投稿