なのだが、籾の芽出しにいまだ苦戦している。
思い返せば1回目。浸水は3日間やって、米袋に詰めて1日置いた。バリ式だと日陰で1日浸水の1日置きらしいが、念のため積算100℃のつもりでやってみた。
が、全然出ない!
しーん |
籾って籾播きReady状態になるとぷっくり膨らんで、そして根が白くポッて出てるんですよね。でもその感じがぜんぜんしない。
その後、浸種期間を5日、9日、17日と変えてやってみた。量的には全て1~2合くらい。
出てきた芽の数は、
1日、3日-8本
5日-16本
9日-6本
17日-今のところ0
文字通り数えるほどだ(^_^;)
とりあえず植えてみた |
5日のものが結構出た(とは言え最悪に近い率w)ので、もっと長く浸ければバーっと出るのかなあ?と思ったが9日のやつが思いのほか発芽しない。
17日浸種したのも、播いて1週間近いがピクリともしない(^_^;)根もポッと出てて、いい感じに思えたのだが、、長すぎてそこで死んでるのかも。
水温を測ってみると、日陰で27℃くらいだったから、積算100℃で4日、120℃なら5日くらいか。結局、積算理論通りの4~5日が一番いいのかもしれない。
なかなかうまくいかないが、今までそうだったという理由だけでとりあえず3日浸けたり、という機械的な態度の自分に対する無言の教えだった気もする。
水温は?積算は?籾は膨らんでるか?色はどうか?根は出てるか?
経験則や理論を睨みながら、計測の力も借りながら、目の前の籾の状態をしっかり観察する。
理論は先人との対話、観察は籾との対話なのだろう。
歩留まりの悪かった前回の籾なので、前回から1年経った今、もう発芽しないのかもしれない。それならそれで、それを見極めなければならない。
前回、歩留まりは悪かったがそれでも出芽はした |
忘れるたびに、自然に教えられる。いい勉強になっています。
0 件のコメント:
コメントを投稿