種籾の消毒に温湯法というのをやりたいのですが、そのためには60℃くらいにお湯の温度をキープせねばなりません。
60℃なら10分、58℃で15分、種籾をお湯に入れて、いもち病の元となるカビを消毒するわけですな。
この温度と時間はそれなりにシビアみたいで、ぬるいとカビが死なないので消毒がきちんとできず、熱かったり時間が長いと今度は発芽率が下がると。
これがどれくらい下がるのかも知りたいが、ぐぐっても出てこず。
唯一もち米の情報で、1割くらい落ちるというのがあったが、普通の米も同じなんだろうか。
それはともかく日本では普通、湯温をキープできる機械を使うみたい。なんですが、そんなものはバリにはもちろんありません。
高い機械に頼るのも自然農的になんか違う気もします。非電化工房で売ってないものか(^_^;)
そこでいろいろ試した結果、農園の使ってない炊飯器でやる方法を開発!!
炊飯器と温度計(`・ω・´)シャキーン |
- まず61℃程度のお湯を作り、たっぷり炊飯器に入れる
- CookボタンをON!ほんの10~15秒くらいで1℃上がる
- この釜が熱くなった状態で、CookボタンをOFFしてWARM状態に
- そしてヤシ籠に入れた種籾をIN!2℃くらい下がり、ちょうど60℃になる
- 湯をめぐらせるために籠を揺する
- 蓋をして10分待つ
バリによくあるヤシ籠。隙間から浸水するので湯を巡らせるのに向いている。 |
ただたぶん、この炊飯器でしかできません( ̄▽ ̄
あとWARMではなく電源切ったほうがいいときもある。そのへんは途中、様子見ながら調整する。
消毒が終わったらソッコーで冷水&流水で冷やす。そしてそのまま浸種へGO!
事前に冷水を準備しておく |
なんか炊飯器だけに美味しく炊きあがってしまいそうで不安になりますが、これで何とか消毒できたはず!(^^
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