その入口辺りの坂を上がったところにあるのがこの名店、ワルン9!
知る人ぞ知る店であってほしかったんですが、とうとうTripAdvisorに紹介されてしまい、めっちゃ外人が来るようになりました。
9 Warung
http://www.tripadvisor.com/Restaurant_Review-g297701-d6000276-Reviews-9_Warung-Ubud_Bali.html
何しろ1品3,000ルピアくらいで、ご飯とおかず2品つけても9,000ルピア、80円前後!
自分は煮物2品と揚げ物1品が多いですが、それでも12,000ルピア(100円くらい)!
これで、100円! |
これくらい安いとたいていMSGまみれで油も悪いことが多いので、自分はそういうの毎日だと胸が悪くなってきてしまいます。
しかしワルン9のご飯は違う!毎日食べられる質の良さなのです。
そしてここの良さは料理だけではありません。
この場を通じてコミュニティを作ろう、というオーナーの意思があちこちに感じられます。
店内には恐らく地元のアーティストのものでしょうか、陶器が並べて売っています。これがまずオサレで美しい。
木漏れ日のガーデンも心地よい。
よく客同士、あるいは客とオーナーさんがここで談笑しています。
料理は並べてあるので、自分でよそって食べた分をテーブルの上の瓶に入れて帰ります。ごまかす人?そんなことは考えていないのです!(^o^
ちなみに自分がいいなと思えば多めに払うのもOK。
自分は9,000ルピアのとき、10,000ルピア置いて帰ることが多いです。いつもそんな細かいのないしね。
そして最後は自分のお皿を自分で洗って帰る。
この徹底して客を信用し、コストをかけない分で、こんだけオサレなのに安くできるのです。
信頼に勝るコスト削減なし。素晴らしいですね^^
そしてこれ。何だと思いますか?
これはワルン9が提供している30,000ルピア分のバウチャー。
お金のない人はこれを使って30,000ルピア分の食事ができます。
お金の代わりにこれを瓶に入れて帰ることができる。
そして30,000もあったら10品食べられるわけで、家族で充分食べられる量なわけです。
貧しい人の最後のライフラインにと、ワルン9が常時3つ提供し、それ以外は客が30,000払ってここに追加できる。
見てくださいこの数!
曜日によっては語学クラスをやる先生がいたり、タンゴのサークルが踊っていたり、レストランを超えたコミュニティ・スペースになっています。
犬も心地よさそう |
ウブドの中心からは外れた微妙な立地なのに、リピーターが絶えないのもうなずけます。
こういうところがずっと続いてほしいですね^^
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