2015年12月13日日曜日

バリ流?ナチュラル催芽



日本だと浸種の最後に催芽という工程がある。

浸種しておいた種籾を30℃くらいのぬるま湯に漬けて15~20時間くらい置く。専用の機械でやることもあるし、お風呂場でやることもある。

お風呂場などでは完全に温度をキープできないので、40℃くらいにしておいて1日ほっといて、だんだん下がる中で良い温度の時間を確保する、みたいなやり方になるみたい。

つまり本当は30℃20時間でも、そこまで厳密ではないということだ。それならバリでもやりようはある!

※ちなみにネット上の情報の多くは30℃だったが、32℃が最適という人もいる

バリの水温、というか今の農園は井戸水なので地下水温なのだが、だいたい28℃弱というところ。日陰に置いておくと27℃くらいになる。


しかし日向に出しておけば、もちろんもっと熱くなる。

バリでは籾を直射日光に当てると「灼ける」らしく、芽が出なくなるという。たから、カバーを被せて日向に出しておくと、これはちょうどいい催芽になるのではないか。

今回は積算120℃を目指して27~28℃に3日強漬けている。ので、最終日の4日目を日向浸種にすれば積算的にもピッタリのはず。

というわけでやってみました(・∀・)

直射日光を避けつつ野外へ
日向に置いた水温は、正午で31℃!これはいい感じです。

ナチュラルにぬるま湯が作れるのが自然農らしくてほんのりうれしい
でもこの日は午後から曇って水温も下がり気味。28~29℃になってきたので、またちょっとだけ炊飯器に頼る(^_^;)

炊飯器、こんなに役立つとは。。
そして次の日の早朝、籾播き。

籾を播いて覆土
温湯消毒もしたし、積算もちょうどいいはずだし、催芽もやった。

やることはやったので、後は籾の力を信じて待つばかりです。
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