2015年12月9日水曜日

治安+ローカル生活+高金利=楽園バリで夢の利子生活?!



もしあなたが現地人でないなら、新興国の治安はローカル色が強くなるほどに悪くなる。
外人は目立つし、金持ってるイメージがあるからだ。

だから多くの場合、高いと分かっていても、外人が住むエリアのセキュアな外人向け住宅に住まざるを得ない。

だがそんな中で、バリは違う。

バリでは今も共同体が機能していて、他の東南アジア諸国と比べてとても治安がいいのだ。
だからローカルなエリアでも外人が住むことが可能で、現地びとに混じって暮らす人も多い。

そして、高度成長期に差し掛かる新興国の金利は、とても高い。

よってバリでは、ローカルなエリアに安く住んで、しかもインドネシアの高い金利を享受できるため、収支のバランスが非常に良いのであった。

ではローカル暮らしであれば、貯金を持ってきてバリで利子生活は可能なのか?!
考えてみました(・∀・)

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■金融危機はチャンス?!

インドネシアの通貨であるルピアはかなり弱い通貨だ。
それだけに外貨を持つ日本人には有利な条件で換金できる可能性がある。

また資金需要が旺盛な新興国通貨は金利も非常に高く、日本円に比べてものすごい率の利子を得ることができる。

外貨にとって有利な通貨暴落

近年は金融システムがグローバル化していることもあって、2~3年に1回くらいのペースでなんたらショックがやってくる。

そのたんびに割を食うのは、新興国の弱い通貨である。
最近も、中国の元ショックで新興国通貨は軒並み暴落した。

その時は資源国が中国の需要が減ることからダメージを受けていて、自分が滞在していたカザフは自分がテンゲをキャッシングした次の日に半値になった(・∀・#)フザケヤガッテ…

インドネシアは資源国なのでルピアも1割は下がり、1万ルピアが90円から81円まで暴落した。こっちは下がってからキャッシングできたのでありがたかった(^_^;)

ちなみに中国の経済成長のおかげで周辺国は軒並み外貨準備を蓄えていて、ルピアもその後すぐに介入が入って元に戻った。
だから自分がキャッシングで下ろした分は円建てで、自動的に1割増えたことになる。

だから、定期的にやってくる通貨暴落は(実にイヤらしい話だが)、海外生活者にとってものすごいチャンスでもある。

新興国の金利

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さて、さらにイヤらしい話になるが、新興国の金利はとても高い。
どこも高度成長期に差し掛かっているからだ。
東南アジアで聞いたことがある一番すごいのは数年前のベトナム・ドンで、14%もあったらしい。

現在のインドネシア・ルピアはそこまでではないが、それでも3ヶ月定期で年率6%くらいだ。預ける額やリスク次第でもっと高金利のものもあるという。

100万円おいてほっぽっとくだけで、年に数万円入ってくる計算だ。
いいタイミングで両替すれば、元本も含め円建てで1割増しになったりする。

もちろん逆に半額になることもあるかも(^_^;)
だが、少なくとも現地の利率や物価が急変しないかぎり、現地通貨ベースでの収支は変わらない。

※なお、いったんインドネシアに送金してしまったら国外に多額を持ち出すのは制限があるかもしれない。いろいろリスクはあるに決まっているので、確認必須。

■バリの生活コスト

バリの生活コストは、かなり安くすることが可能だ。
治安が悪くなく、ローカルなエリアでも外国人が住めるということが大きい。

東南アジアの中でも1番安く暮らせるんじゃないかと思う。

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東南アジアで1番安い?

自分が長期滞在しようとしているインドネシアは、ローカルな生活をすればとても安く暮らせる。

一度計算してみたが、渡航費(フライト代)やビザ代の月割も含め、1ヶ月の全生活費は2万円台であった。

>> バリでの生活費を公開してみる

ビザ代とかを入れない正味の生活費は1万円台になる計算で、バリの生活費は東南アジアでも1番安いんじゃないだろうか。

ローカルといっても、ホットシャワー、ベッド、WiFiのある生活は充分可能であり、辛い暮らしを我慢しているわけでもない。

バリの治安リスク

とは言え新興国のローカルなエリアは治安リスクがあり、外人は空き巣や強盗の危険に晒される。

しかしバリはローカルなエリアでも治安がいいところがたくさんある、数少ない楽園だ。

なぜならインドネシアでヒンズーの地域はここしかなく(というかバリ・ヒンズーは文字通り世界にバリだけ)、ずっと地元に住む人々が多いため、悪いことをおいそれとはできない。

また、昔からの有名観光地で住み着いている外国人も多くいて、ローカルなエリアでも日本人がけっこう住んでたりするのも大きい。

外人でも、安全に割くコストがかからないから安く暮らせてしまうのだ。

バリでは、美しい田園生活と安全が両立する


バリで利子生活は可能か

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ではバリの治安のいいエリアでローカル暮らしをするとして、300万円の貯金があったらどうなるだろうか。

1万ルピア=90円、年率6%の税金20%でざっと計算すると、年間の利子は18juta(1,800万ルピア)弱。

おっさん一人の生活費が半年で14jutaくらいと試算されるので、半年なら利子で暮らせるのだ。

もう少し出せば利子で1年間暮らすことも可能だ。

■楽園バリで未来を作ろう

旅先で世界一周している若い子に聞いたが、旅に出るにあたって、頑張ってバイトして2~300万は貯めているようだ。

ということは日本人なら、ブラックかも知れないが頑張って働けば、数年で300万くらい貯めることは可能ということだ。
さらにオンラインで日本の仕事を得られれば、充分以上の収入となる。

だから、この日本語のブログを読んでいる君は、その壊れかけた日本システムから降りても大丈夫なのだ。

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とは言えそれはまともなレートで円を外貨に変えられることが前提だ。
アベノミクスの副作用で、いずれ円は間違いなく紙クズになると思う。

生き残るのは土と水と太陽から生きる糧を得られる者だけだ。

太陽と水と土が、生きる糧を育てる

だから自分はここバリで、自然農を勉強している。

バリに来て、未来に繋がる暮らしを作ろう。
安全にチャレンジできるのは円が紙クズになる前の、今しかないのだから。


その他のバリ移住情報はこちら :)

バリ移住について考えたこと
バリでの生活費を公開してみる
ギャニャールでバリの助け合いの世界を知る


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